借金体験談

パチスロ依存症の人に金を貸してはいけない理由

こんにちは、パチスロで借金生活になった管理人「のますろ」です。

今回はパチスロ依存症と借金の話です。

パチスロが原因で借金をしていた管理人の経験談です。参考になれば幸いです。

パチスロ依存症の問題点

まず、確認しておきたいことは、パチスロ依存症の最大の問題点は「お金」ということです。

パチスロそのものは遊戯としておもしろいと思いますが、金融機関や人からお金を借りてまでやるものではありません。

パチスロで勝ち続けるためには、かなりの努力が必要で、ときには、打たない自制心も必要になります。

つまり、ほとんどの人がパチスロの遊戯によってお金を失うということです。

生活に支障がでない範囲で、遊戯として楽しめている自制心のある人ならば問題ないのですが、

負けが続き、お金を失うと、

失ったお金をパチスロで取り返そうと、さらに大金を賭けて勝負するという悪循環におちいります。

しかし、当然のことながら、負けてさらにお金を失うことになります。給料もあっという間に使いきり、銀行のお金もスッカラカン。

気づいたときにはもう手遅れ。

生活費、ケータイ代、遊ぶ金...どうしようか、あぁ、くそがっ!まじ、やべぇ、、、誰か、金くれねぇかなぁ。。

正常な判断ができる人ならば、ここで頼るべき相手、相談すべき相手は「家族」です。

なのですが「パチスロで負けて金がなくなったなんて言えない」という妙なプライドから家族には打ち明けることができず、友人や消費者金融から借りようという判断になります。

もちろん、家族がいないという人もいることでしょう。

いずれにせよ、

 

  1. なくなったら困るお金をすべてパチスロに使ってしまう
  2. 金を借りる相手は友人や消費者金融

この思考にとりつかれたら、もう立派な「パチスロ依存症」です。

最悪の場合、見ず知らずの人から金を奪おうとする人もいます・・・立派な犯罪です、やめましょう。

もういちど書きますが、パチスロ依存の最大の問題点は「お金」です。

本人はただ「パチスロでお金を増やす」ことだけを夢見ています。

なんなら、「増やして倍にして返してやんよ!」くらいの気持ちでいます。

しかしながら、その意気込みに反して、パチスロにどっぷりとりつかれた依存症の人たちは、確実に勝てる戦略、戦術をとることもなく、特別な努力をすることもなく、勝てる保証のないパチスロ台の前に座り、一撃万枚の夢を見ているだけです。

とてつもなく安易な考え方です。楽してお金を手に入れようとしているのです。

パチスロ依存症にお金を貸してはいけない理由

パチスロ依存症の人から「お金を貸してくれ」と言われたら?

  • パチスロで負けてお金がなくなった
  • 借金の返済期日がせまっている

彼らは妙にプライドが高いので、「パチスロ」というワードを出さないかもしれません。

  • 財布を落とした
  • 給料が振り込まれない
  • ケータイの料金が払い忘れて止められしまった

もしかしたら、こんなウソをついているかもしれません。

どんな言い方で金の催促をしてくるかはわかりませんが、もしも、

「金を貸してくれ!頼れるの、おまえしかいないんだ、頼むっ!」

と言われたら、どうするべきでしょうか?

お金を貸してあげるべきでしょうか?

貸したお金は返ってこない

まず、パチスロ依存症の人にお金を貸しても返ってこないものと思ってください。

ほぼ間違いなく、パチスロに消えます。

偶然にも勝つことができて、貸した1万円がすぐに返ってきたとしましょう。

でもまたすぐに、借りにくることでしょう。

だって、一度貸してくれたあなたは「疑いもせずにすぐにお金を貸してくれる自分の財布だから」です。

金額も回数もどんどんと増えていくでしょう。

いずれにせよ、貸したお金が戻ってくることはないと思ってください。

だって、パチスロ依存症なんですもの。

大きく勝てる、勝ち続けられると夢見ている人たちですので。

根本的な解決にならない

お金を貸してもパチスロで借金までしてしまう人の根本的な解決になりません。

もしも、その人があなたにとっても、とても大切な人であるのなら、失いたくない人であるのならば、

「お金を貸す」

ということだけはやめてあげてください。

誰のためにもなりません、パチンコ店が潤うだけです。

お金が腐るほどありあまっている、という人なら何も言いませんが、この記事を読んでいるということは、お金の余裕はないはずです。

では、どうすればいいのでしょうか?

お金を貸してくれと言われた時の対応

パチスロで借金をしてしまう人とどのように付き合えばいいのか?

その人との関係性にもよると思いますが...。

縁を切る

お金にルーズな人とは、いろいろと面倒なことになるので、縁を切るという人が多いはずです。

これは、厳しさではありません。

優しさから縁を切るのです。

貸すならあげたものと考える

貸すときはその人にお金をあげたものと考えましょう。

基本的には返ってきません。

適切な対応を教える

もし、その人がとても大切な人であり、今後も関係を続けたいという人であれば、「人にお金を借りてまでパチスロを打たなければいけないという状況にある根本的な原因」の解決をすすめましょう。

  1. パチスロを打たなければならないという脅迫観念→心のケア
  2. 同じようにパチスロ・ギャンブル依存の人がいる→理解者
  3. お金が必要。お金に困っている→経済的支援

精神的なケアをおこなう専門の人、つまり精神課等の医療機関を教える。

同じように苦しむ自助グループがあることも教えましょう。

また、借金の返済に困っている場合が多いので、どこからいくら借りているのかをハッキリさせ、必要に応じて借金の返済に協力するという経済的支援も必要になります。

以下のページを参考にしてみてください。

管理人の体験談

ここからはぼくのパチスロと借金に関する体験談です。

 なぜパチスロの負けをパチスロで返そうとするのか

先ほども少し書きましたが、パチスロで勝つ、勝ち続けるためには、

  • 高設定を使う店をみつける
  • 閉店時の状況を確認する(下見)
  • 朝から並んで狙い台をとる
  • イベントの日
  • だめなら違う店もまわる
  • 天井やゾーン狙いもコツコツやる
  • 小役の取りこぼしなくプレイする
  • 当たる当たらない、精神的な浮き沈みに耐える
  • 時には、打たずにじっと待つ

など、ものすごく地味な作業をコツコツしなくてはいけません。しかし、それでパチスロが楽しめるのでしょうか?

逆に言えば、打ちたい台を打ち続けていれば、間違いなく負けるということです。

たった一度の大勝ちの体験によって「パチスロは勝てる」という幻想に振り回されているのです。

だから、

  • 今日は負けたけど、次こそは勝てるだろう
  • あの立ち回りがいけなかった
  • 適当に台を選びすぎた

と、根拠のない分析をして、負けたことから目をそらします。目に浮かんでいるのは、大勝ちしたときの光景だけなのです。

 

さらに、問題なのは、パチスロ以外の方法でお金を得る方法といったら、労働以外にないのです。

コツコツ働いてお金を稼ぐということは、最初から頭にありません。楽してお金を稼ぎたいのです。

仕事でのストレスを発散しにきている。

ということもありますから、元来、会社という組織のなかで仕事をすることが苦手なのかもしれません。

ぼくは、発達障害ADHDということもあって、ストレスをため込みやすかったというのも大きな原因でした。

パチスロ依存と督促の恐怖から解放された方法

2018年6月現在、パチスロをやめて3ヶ月が経過しました。

やめられたきっかけは、ぼくの中での常識をこえた20連敗という大連敗。

それと同時に、サイト作成によってお金を稼ぐという方法と出会えたこと。そこに、すごくやりがいをみつけられたこと。

  1. パチスロへの嫌悪感
  2. お金を稼ぐ方法

この二つによって、パチスロから離れることができました。

まだたったの3ヶ月ですし、そのうち、お金と時間に余裕ができたら、今度は本当に遊戯としてパチスロを楽しみたいというのも、ひとつの目標ではあります。

しかし、今現在は、こうして、だれかのために文章を書いていることに、すごくやりがいを感じています。

パチスロをやめたい人は「誰かのために役立てて、お金を稼ぐことのできるなにか」と早く出会ってほしいな、と思います。

さいごに

長々と書いてきました。

とにかく、パチスロが原因で人からお金を借りようという人は、もはや依存症です。

その人にはお金をかさず、心のケア、経済的な支援を優先してアドバイスしてあげてほしいと思います。

なんぜ、管理人はパチスロと借金のせいで、人生の半分くらいの時間とお金をムダにしてきました。

こんなこと、だれにも味わってほしくないのです。

ただ、その一心です。

 

ではでは。

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のますろ

パチスロ依存症になり借金生活していたパチスロ廃人。恐怖と絶望しかない人生を変えるために1年間ガチで立ち回り、人生初の年間プラス収支達成するも突然の20連敗で精神崩壊。パチスロと人間不信におちいったことをきっかけに2018年3月末からパチスロ禁止生活へ。現在は本業のかたわら、ブログ運営、ウェブライター、アフィリエイトサイト作成に取り組んでいます。

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