パチスロガチプロ勢が必ずと言っていいほどおこなっている小役カウント。
この「小役カウント」が勝敗に左右するのか?役に立つのか?という初心者の疑問に経験者が答えてみようと思います。
ちなみに、ぼくは約15年パチスロを打ってきて、年間収支がプラスになったのは「2017年」だけです。
2017年の1年は、ノーマルタイプ(Aタイプ)実践の時だけ「小役カウンター」による小役カウントをおこなっていました。
小役カウントは役に立つのか?
まず最初に小役カウントが「役に立つのか?勝敗に左右するのか?」という単純な疑問に答えてみようと思います。
答えは「役に立つ」です。
ぼくなりに懸命に立ち回った2017年、人生初の年間プラス収支に終わった大きな要因は「ノーマルタイプ(Aタイプ)での大きなプラス収支」でした。
2017年の年間収支トップ2は、バーサスとグレートキングオブハナハナ。バーサスをはじめとする「アクロス系」は、プラス収支の半分近くを支えてくれていました。
ちなみにアクロス系は、ゲッターマウスとサンダーVリボルトだけマイナス。サンダーVリボルトに至ってはトータル逆万枚とかワロスw
そんな話はいいとして、小役はなんのためにカウントするのか?
それはもちろん「小役確率から設定推測をするため」ですよね。アクロスを中心としたノーマルタイプのほとんどが、小役確率にほんとにわずかながらの設定差を設けています。
勝ちことを目標にするのであれば、小役確率は把握しておくべき。2017年の実践からそう感じました。
アクロス系機種が甘い機種(負けにくい機種)と言われる理由
※メーカー別収支は、2016年12月~2018年3月までのトータル収支。
アクロス系の機種、
- 花火
- バーサス
- クランキーセレブレーション
- タロットエンペラー
は特に甘い機種といわれています。甘い機種というのは、勝ちやすい機種というよりも、負けにくい機種だと考えてください。
自分の収支表からもプラス収支となっています。しかも、実践回数も多い機種となっているので結果からみても甘い機種と言えるでしょう。
なぜアクロス系の機種が甘い(負けにくい)のかといえば、
- 機械割
- 上達すればするほど負けにくい
- 4段階設定
- 小役や演出による偶奇・高低の設定判別要素
- 高設定確定演出
ぼくが実践してみて感じたことは、これらの要因によって「打ち出しの根拠」「続ける理由」「やめる理由」が明確になります。
根拠や理由をもった立ち回りを続けることで立ち回りの習慣ができます。じぶんなりの「勝つための立ち回り術」と言っても良いかもしれません。
小役カウントがなぜ役に立つのか?
パチスロ実践で勝つために「小役カウント」がなぜ役に立つのか?
パチスロではじめて年間収支がプラスとなって、めちゃくちゃ感じたことがあります。それは「勝つためには、打ちはじめる根拠、打ち続ける理由、やめる理由」が必要だと言うことです。
勝つためには「理由と根拠」がとにかく大切なのです。
理由と根拠がないということは、つまりそれは「感情」にまかせてパチスロ実践をしているということになります。
ただ楽しむ遊戯として実践している場合は、感情にまかせても問題ありません。むしろ、感情にまかせた方が楽しめます。
しかし、勝つとなると感情や私情をはさむと、ちょっとした勝ち負けでも立ち回りがブレ、それが結果的に大きな負けにつながることがありますが。
逆に、大負けを嫌い、ショボ勝ち、ちょい負けくらいでやめた台が、結果的に高設定だったなんてこともあります。やめた台で高設定確定演出報告をもらったり、捨てられた台を打ち始めたら高設定確定演出がでたりといった経験が、2017年もよくありました。
アツくなったら負ける
よく言われることですが、アツくなったらギャンブルは絶対に負けます。逆に、ギャンブルで勝つ方法としてよく言われていることは「感情を排除し、自分のルールに従って、淡々と賭け、淡々と損切りをすること」です。
小役カウントは理由と根拠を持つためのひとつの要素
これもよく言われていることですが、ただ小役をカウントしているだけではもちろん勝てません。
高設定でも勝てないときは勝てないからです。
それより大切なことは「高設定(であろう台)」を打っているという根拠と理由です。
小役のカウントはそのためのひとつの要素にすぎません。他の要素とあわせて複合的に判断することがとても大切です。
バーサス
例えば、ぼくがバーサス実践において設定判別要素として重きをおいていたのは、
- 小役確率(平行スイカ≧ベル>>>チェリー)=通常時の回転数
- レギュラーボーナス確率(重複判断も可能な限りする)
- ビッグ中のV(偶数、奇数、高低の判別)
- バーサスゲーム中のハズレ
これらに加えて、
- 店の状況=高設定が入っているとしたらそのあ理由は?
- 機種ごとの島の状況=高設定はある?あるとしたらノーマル?AT・ART?機種単位?場所?
といったこともあわせ、いま自分が打っている台は「打ちつづける理由があるのか?高設定なのか?」と自分自身に聞いてみましょう。
まちがいなくそうだ!
と言える時だけ打ちつづけるようにすればいいのです。もちろん、バーサスであれば「設定2以上ならとりあえず打つ」という判断も、場合によってはいいかもしれません。
小役をカウントし、理由、根拠をもって立ち回ったという経験値が大切
そしてなによりも大切なことは、小役をカウントしながら自分自身の判断でしっかりと立ち回り、パチスロ実践をしたという経験値です。
もちろん、結果として「勝利」になれば自身にもつながります。
たとえ負けたとしても、たった一度の負け実践でじぶんの立ち回りを疑ってはいけません。自分が判断した理由と根拠を信じましょう。
なぜなら、ノーマルタイプの高設定は、完全攻略に近い状態で回せば回すほどプラスが大きくなっていくからです。
もっと簡単に言えば、パチスロで勝つためには、ノーマルタイプの高設定をミスなく打ちつづければいいのです。
いまはそれができないわけですから、高設定をちょっとでもはやく見つけるための「判断材料」、その一つとして小役カウントをしているわけです。
パチスロ小役カウントって意味あるの?まとめ
ぼくも最初、「小役カウントなんて恥ずかしい」という気持ちがありました。いや、いまでもあるかもしれません。しかし、勝つためには仕方ない!と開きなおって、ポチポチやってました。
そのうち慣れてきますよ(笑)
本来は遊戯として楽しむためなので、勝っても負けても、お金に困らない範囲で楽しむのがいちばんです。
しかし、パチスロで楽しむためには「勝つこと」がいちばん大切です。負けつづけて楽しめる人なんているわけがありません。
少なくともぼくみたいに、人からお金を借りてまでパチスロをやってしまような人の中に、そんな人はいないはずです。
パチスロで勝つために、小役カウントはやっておいて損はないと思います。数値もそうですが、そこから得る自分だけしかわからない経験則、その積みかさねは、確実にパチスロの収支を安定させてくれるはずです。
小役の数字が増えていくのも、なんとなく楽しめますし。
それでは、また!