この記事では、パチスロ依存から脱出した管理人の経験をもとに「パチスロをやめる方法」について紹介しています。
パチスロ、正直いってやめたい・・・でも。やめたくてもやめられない。
これって本当につらいんですよね。めちゃくちゃわかります。
パチスロが原因で借金までしてしまったのでパチスロをやめたいと思っていたのですが、ぼくもずっとやめられませんでした。
ぼくのように、自制心の弱くて他力本願な人にとって、パチスロをやめる方法やきっかけが、何になるか?どのタイミングでやってくるか?
正直、それはわかりませんが、ひとつだけ言えることがあります。
それは「パチスロやめたい」という気持ちを忘れずに持ち続けることです。
やめたいと思いながら、ずっとやめられずにいたぼくが、ただひとつだけ心のどこかにおいていた気持ち、それが「いつかはパチスロをやめたい」という気持ちでした。
そんなぼくが、パチスロをやめるために集めた情報や実際にためしてきた方法を紹介しようと思います。
この方法で「パチスロやめたいんだけどやめられない」と悩んでいる方のすこしでも役に立てたら嬉しいです。
パチスロを打つための現金を持たない
まずはパチスロを強制的に打てないように「現金」を持ち歩かないことです。
よく言われる方法ですね。
2018年現在、パチスロを遊戯する場合、ほとんどの店が「現金での遊戯」です。現金を持ち歩かなければパチスロを打つことができないというわけです。
銀行のキャッシュカードも持ち歩かない
しかし、現金を持ち歩かないという生活。面倒なことに遭遇することも多いので、気づくと銀行のお金に手をつけてしまうことがあります。
家にお札を置いてきたとしても、意志の弱い自分ですから、すぐに銀行のキャッシュカードでお金をおろしてしまいます。
しかも、面倒くさがりなので通りがかったコンビニでおろしては「手数料」をとられたりもします。さらに怖いのが「パチスロ脳」になっているので、「なんだ、メダル15枚分ならたいしたことないわ」と、数百円の手数料を気にしません。
いま考えると、恐ろしいですね。
なので、意地でもやめたい人は、銀行のキャッシュカードも家に置いてきて持ち歩かないようにしましょう。
お札も持ち歩かない
セルフのガソリンスタンドなんかは、お札しかつかえなかったりするので、お札がないと困ることもあります。なので、ぼくは小銭をたくさん持ち歩くようにしていました。
パチスロの遊戯では「紙幣」が必要で、小銭では遊戯ができません。
日常生活では紙幣がないと困る場面もあるのですが、意思が弱い人はお札も持ち歩かないようにしましょう。
これも経験談ですが、パチスロ依存症になると「千円札1枚」でも打ちに行きます。しかも平気な顔して1枚20円の20スロに行き、ものの数分で1,000円を失うという、普通の人からすれば本当に意味のわからない行動をします。
事実、ぼくもよく1,000円札1~2枚でパチ屋に行くという愚行を繰りかえしていたこともあり、小銭をもって生活をしていたこともあります。しかし、パチスロ脳になると「小銭をお札に替える方法」を考えたりもしますので、いま考えると本当に怖いです。
なので、現金もキャッシュカード、いっさいなにも持ち歩かないのがいちばんです。
パチスロ以外の趣味をもつ?
「パチスロ以外の趣味をもて」「趣味をつくれ」ということもよく言われます。
・・・いや、そんなん無理!
趣味って大抵、お金かかりますもん。そんなお金あるなら、パチスロ打ちますやん?
だってそれがパチスロ脳、パチスロ依存症な人間なわけですから、そんな簡単に趣味を見つけて、その趣味に没頭して、気づいたらパチスロ、やめてましたー!
そんなことができていたら、とっくやめられてますよ、ほんと。
ぼくはいろいろと試してきました。釣り、ボーリング、ビリヤード、ダーツ、ネット将棋、ネット麻雀...ひとりでできることが好きで、ほんとにいろいろと試してきましたが、パチスロの快感には勝てずにどれも長続きしませんでした。
ただ趣味でお金を稼げるとしたら、パチスロ脳の人でも趣味に没頭できるかもしれません。
パチスロと同じくらい続けていたことがひとつだけありました。
それが、個人のブログを読んだり、ブログ運営でも取り組むことのできるアフィリエイトに関する情報を集めたりすることでした。
【おすすめ】ブログ運営
ぼくが実際に取り組んでいるのは、ブログ運営、アフィリエイトサイト作成です。
いずれも「広告収入」によってお金を稼ぐことができます。
当ブログでも広告収入をいただいていおりますので、本当はパチスロを打ちたいんじゃなくて「お金を稼ぐことで安心感がほしい」という人には、すごく向いていると思います。
誰かに監視してもらう
パチスロをやめるって、実は自分の力ではどうすることもできなかったりします。
自分で自分をコントロールできていれば、そもそも「パチスロをやめたい」なんて心境にはならないはずですからね。
それでもやめられない人は、自分以外の人の力を頼りましょう。恥ずかしいことではありません。
むしろ、隠れてコソコソしながら、パチ屋に足を運び、負けを繰りかえし、お金も心にも余裕のない状態こそがいちばん恥ずかしいことです。
家族
そうはいっても、恥ずかしながら、ぼくは誰にもうちあけることができないままでした。
家族に助けを求めることができないまま結果的には「家族に督促状を見られたこと」で家族に正直に打ち明けることになったわけです。
自分から打ち明けるのは苦しいとは思います。
迷惑をかけたくない。
はずかしい。
その気持ち、すごくわかります。
しかし、それでもみょうなプライドは捨て、すべてを正直に打ち明け、助けを求めるべきだと思います。
友人・恋人
もしも、いまあなたにとってこの先も大切にしたいとおもっている友人。あるいは、一生をともにしたい恋人がいるのであれば正直に話したほうがいい。いや、正直に話すべきでしょう。
パチスロ依存症であること。やめたくてもやめられないこと。お金が必要であること。借金があること。生活が苦しいこと。
あなたが抱えている不安や現状を正直に打ち明けてみてください。あなたのことを大切にしたいと思っている方なら、必ず理解してくれるハズです。そして、やめるために協力してくれるはずです。
逆に、正直に話さないと、あなたはその人たちにウソついて金を借りようとすることでしょう。そして、大切に人たちを失うことになるかもしれません。
それだけは絶対にやめてほしい、心からそう思います。
なので、大切な友人や恋人ほど、正直にうちあけ、あなたがパチスロに行ったり、金銭の管理など、監視してもらうことも、必要になるでしょう。
【非推奨】パチスロをやめずに勝ち続ける
それでも正直にうちあけることができない場合はどうすればいいと思いますか?
ここまで、すごく偉そうなことを書いてきましたが、ぼくは結局、最後まで「パチスロをやめたくてもやめられない、どうしても行ってしまうパチスロ依存かもしれない」ということを誰にも打ち明けることができませんでした。
その結果、ぼくが選んだ方法は「パチスロをやめずに勝てばいい」という方法です。
パチスロのいちばんの問題は、負けてお金をうしない、生活にこまり借金をしてまでパチスロを打ってしまうことです。
ならば勝てばいいんじゃね?
というわけで、1年がんばって立ち回りプラス収支で終わることできました。しかし、その結果から得たものは「一時的な安堵感」でした。
すぐにやってきた大連敗によって絶望感をあじわい、そしてものすごくむなしく気持ちになりました。結果的にはその経験がパチスロをやめる大きな要因にはなったのですが、ぼくとしてはもう二度と味わいたくはないですし、勝ちにこだわって立ち回るむずかしさもわかったので、皆さんにはあまりおすすめはしません。
パチスロはあくまで遊戯ですからね・・・楽しめなくなったら遊戯じゃないですから、えぇ。
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パチスロをやめる方法まとめ
パチスロ依存症という状態になると、本当に簡単にはやめられません。
ぼくはやめるのに約10年かかりました。しかも、本当にやめられたのか疑問ですし、いつまたパチスロ脳になるか、わからないという不安を抱えています。
ただ、パチスロ依存症で借金までしてしまうくらいなら、絶対にパチスロはやめるべきです。
いろいろな方法にチャレンジしてみること。例え、それでやめられなかったしても「やめたい」という気持ちは忘れずにトライしてみることが大切です。
パチスロ依存症の領域までくると、ちょっとやそっとじゃやめられないのが普通なので、やめられなかったからといって、自分を責めないでほしいです。
むしろ、やめたいという気持ちをもち、やめる努力をしている自分を認めてあげてください。その繰りかえしがいつか必ず、やめられるようになります。
ぜったいにやめられないと思っていたぼくが、やめられたのですから。自分を信じて...ではでは。