パチスロ、ほんとにやめたい。
約15年のパチスロ人生のなかで、
- もうむり、当たらない、勝てない。
- パチスロ、やめたい。
- 二度とこんな店、くるかっ!クソボッタ店がっ!つぶれろや!
って、なんども思いました。
しかし、そのたびにやめることができず、自分がキライになる。そんなことを繰り返してきました。ほんと、ムダな時間を過ごしたように思います。
考えようによっては「その経験と時間があったからいまの自分がある」と、ポジティブに受け止めることもできますが、やはりムダな時間だったと思います、正直。
さて、本題です。
パチスロやめるきっかけになった3つの行動
15年以上、ほぼ毎日パチスロ実践を繰り返してきたぼくですが、今日現在で約2ヶ月以上、パチスロを打っていません。
・・・お金がないからじゃないですよ。
「あーパチスロ、うちてぇ!」という衝動にかられないのです。その理由について、今日は書いてみようと思います。
あくまで自己分析ではありますが、「パチスロやめたい」とマジメに考えている方の参考になれば嬉しく思います。
1.読書
いちばん最初に思いつく行動は「読書」です。
ぼくはもともと読書が苦手で、いまでもあまり好きではありません。しかも、本を読むようになったのは「パチスロをやめたい」と思ったからではありません。
パチスロが原因の借金がきっかけで本を手にするようになりました。
借金をしているという後ろめたさ
返済日が近づいているのに返すお金がない。お金はあるけど、返してしまったら生活するお金がない。ケータイの料金、家賃も払えなくなってしまう、追い出されたらどうしよう、という恐怖から逃げ出すためでした。
うん、すっごいありきたりですね。
そういう心境の時、ぼくが手にした一冊の本をきっかけに本を読むようになりました。
その本は「道は開ける」という本。不安や悩みに関する解決する方法が書かれており、またこの本に書かれている内容を行動に移していくと、人生が明るくいい方向にむかっていく、という自己啓発書、成功哲学といったジャンルの本になるでしょうか。
本を買うことで安心する
この本を読んで実際にぼくは、追い詰められていた気持ちがすごく楽になり、そこから「本を買う」ということに安心感を覚えていきました。
もちろん、読んでもいるのですが、自己啓発書やビジネス書が中心ということもあり、最後まで読んだ本はほとんどありません。
本当は書かれている内容を理解して、実践していく必要があるのですが、あの頃のぼくは、本当に追いつめられていたので、本を買うことで心が安定していきました。
パチスロで勝ったら書籍を買う
いま、こうして書きながら思ったのですが、
ぼくは書籍を買うお金をいったいどうやって捻出していたんだろうか。
ハッキリと思い出せない。
それくらいにあの頃のぼくは、パチスロでの勝ち負け、書籍を買うことでの安心感、という浮き沈みを日々繰り返していたために、心もあたまも病んでいたんだろうと思います。
んで、記憶をたどると、さしあたっての返済のお金を友人に頼み込んで借りて、その中の一部を軍資金としてパチスロ実践をしていた。
そして、偶然にも勝利した日に、本を買って安心感を得ていたのだろうと思います。
2.ブログやる
ふたつ目はブログ。
ぼくは、もともと「Blogger」というブログサービスでブログを書いていました。最初は、パチスロとはまったく関係のない内容で、日々、思ったこと、感じたことを書き綴るだけのブログでした。
いわゆる、ストレスを発散する場所でした。このブログにはほとんど人は来ませんでしたが、おなじようなストレスを抱えた人が、コメントを残してくれることもあって、それだけですごく気持ちがラクになったことを今でも覚えています。
このブログでもコメントどしどしお待ちしてます。どんな言葉でもかまいません。お互いに、ストレスためないことが大切ですから。
文章を書くことで気づいたこと
文章を書くことで気づいたことがあります。
文章を書くこと。人に伝わるような文章を書くことはすごくむずかしいことです。内容によってはすごく疲れることもあります。
しかし、自分が考えているや感じていることを文章にして表現することで、頭の中が整理されて気持ちが楽になります。
もちろん、誰かに読んでもらって、なにかしらの反応があるほうがやる気にもつながるのですが、文章を書くだけでストレスの軽減になりました。
パチスロを打ちたくなる理由を考えると、多くの人がストレスの発散のために無意識のうちに打ちたくなってしまうことが考えられます。少なくとも、いま思うとぼくの場合は、毎日のストレスに耐えられなかったからパチスロを打ちたくなってしまっていました。
だとすれば、ストレスを発散する健全な方法をためしてみるといいのではないでしょうか。
ぼくはそれがたまたま「ブログ」というもので、しかも、お金を稼ぐことのできる手段でもあるので、ぼくにはとても魅力的に感じました。
それぞれ、なにがストレス発散する手段になるかはわかりません。思いつくものがないのであれば、ぼくは「ブログ」をおすすめします。パチスロと違って、インターネット環境さえあればお金をかけなくても、ブログを作ることができます。
ブログ、おすすめ。
3.正直に話す
最後は、人に正直に話す、打ち明けることです。
借金があり、それでもパチスロがやめられないこと、打ちたくなってしまうと、家族や友人など、身近な人に正直に話すこと
とても勇気がいることです。人に知られたら恥ずかしい、嫌われる、怒られる、と考えると、怖くなって打ち明けることなんてとてもできません。
パチスロやパチンコをはじめ、ギャンブルが原因で借金をしている場合、依存症の可能性が高いので、
- 病院で医者に相談する
- 相談機関に連絡する
という方法もあります。むしろ、すぐにしたほうがいい。ひとりで解決しようとするのがいちばん良くない方法です。
ぼくの場合、自分から相談できませんでしたが、督促状や取引明細が家族に見つかったために、結果的に打ち明けなくてはならない状態になりました。
家族にバレた時は、消えてなくなりたい、なにも説明したくない、情けない、恥ずかしい、といろいろな感情がわきあがって、死にたくなりました。
しかし、心のどこかでは助けてほしい、見つけてほしい、という気持ちもあったので、結果的には家族にバレてよかったと思っています。
身近な人に正直に話し、正直に助けてほしい、もうパチスロをやめたいんだ、と伝えることはすごく大切です。
パチスロをやめるための行動・まとめ
パチスロを心のそこから「もう、やめたい!」と思っているなら、
- ストレスをためないこと
- 一人で悩まないこと
ほんとうに大切です。
すこしずつでもいいから、パチスロ以外のことに時間をつかったり考えたり、楽しみを見つけたりすることが大切です。
だいじょうぶです、ぼくにだってできたんですから。